
商品数が多くても探しやすい!カタログの情報整理と分類のコツ
商品数が増えるにつれて、
「どこに何が載っているのかわかりにくい」
「似た商品が多く、違いを比較しづらい」
「営業担当者でも目的の商品を探すのに時間がかかる」
そんなカタログになっていないでしょうか。
商品数や情報量が多いカタログでは、すべての商品をきれいにレイアウトするだけでは、必ずしも使いやすくなりません。
重要なのは、ユーザーが「探す・比べる・選ぶ」という行動をしやすいように、商品情報そのものを整理することです。
この記事では、商品数が多いカタログを見やすく、探しやすくするための情報整理と分類の考え方をご紹介します。
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商品数が増えるほど「情報整理」が重要になる
数十点、数百点と商品数が増えていくと、カタログに掲載する情報も増えていきます。
商品名、写真、型番、サイズ、仕様、価格、特徴、オプションなど、それぞれの商品にさまざまな情報が必要になります。
ここで起こりやすいのが、「掲載する情報は揃っているけれど、目的の商品を見つけにくい」という状態です。
商品数が多いカタログでは、1ページずつの見た目を整えるだけでなく、カタログ全体をどのようなルールで整理するかが使いやすさを大きく左右します。
まずは「何ページに何を載せるか」ではなく、「ユーザーはどのように商品を探すのか」から考えてみましょう。
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企業側の分類とユーザーの探し方は同じとは限らない
商品をカテゴリー分けするとき、自社の商品分類をそのままカタログに使ってしまうことがあります。
しかし、社内ではわかりやすい分類でも、ユーザーにとってわかりやすいとは限りません。
たとえば企業側ではシリーズや品番によって商品を管理していても、ユーザーは、
- 用途から探したい
- 機能から探したい
- サイズから探したい
- 使用する場所から探したい
- 課題から探したい
と考えているかもしれません。
カタログの分類は「企業がどう管理しているか」ではなく、「ユーザーがどう探すか」という視点で考えることが重要です。
既存カタログを見直す場合は、「自社では当たり前になっている分類が、初めて見る人にも理解できるか」を確認してみるとよいでしょう。
商品を探しやすくする分類の考え方
商品数が多い場合は、ひとつの分類方法だけでは探しにくいこともあります。
商品の特徴に合わせて、複数の切り口を検討します。
商品の種類から分ける
最も基本的なのが、商品の種類による分類です。
商品カテゴリーが明確で、ユーザーもその名称を理解している場合は、直感的に探しやすくなります。
ただし、専門的な商品カテゴリーの場合は、業界に詳しくないユーザーにも意味が伝わる名称になっているか確認が必要です。
用途や使用シーンから分ける
「何に使う商品なのか」から分類する方法です。
商品名や型番には詳しくなくても、ユーザー自身の目的はわかっているというケースは少なくありません。
そのため、用途や使用シーンから商品へたどり着けるようにすると、専門知識の少ないユーザーにも探しやすくなります。
機能や特徴から分ける
性能、素材、サイズ、対応範囲など、商品を選ぶときに重要となる特徴から分類する方法もあります。
似た商品が多い場合には、「何が違うのか」を分類段階からわかりやすくすることで、商品選びを助けることができます。
対象ユーザーや課題から分ける
商品そのものではなく、「誰が使うのか」「どんな課題を解決するのか」から探せるようにする方法です。
商品知識が少ないユーザーにとっては、「商品名から探してください」と言われるより、自分の目的や悩みから探せる方がわかりやすい場合があります。
カテゴリーを細かく分けすぎない
探しやすくするためにカテゴリーを増やした結果、かえってわかりにくくなることもあります。
カテゴリーやサブカテゴリーが細かく分かれすぎると、
「どちらに入っているのかわからない」
「似たカテゴリーが多く違いがわからない」
という状態になってしまいます。
重要なのは分類数を増やすことではありません。
ユーザーが迷わず次の情報へ進める階層になっているかを確認します。
大カテゴリー
↓
中カテゴリー
↓
商品
という基本的な構造でも十分な場合があります。
商品数や種類に応じて、必要以上に複雑にしないことも大切です。
比較しやすい情報の並べ方を考える
目的の商品までたどり着けても、違いを比較できなければ選びにくいカタログになってしまいます。
同じカテゴリーの商品については、できるだけ掲載する情報と順番を揃えます。
たとえば、
- 商品名
- 商品写真
- 特徴
- サイズ
- 仕様
- 価格
- 型番
などを一定の順番で掲載します。
商品によって情報の位置が変わると、ユーザーは毎回「どこに書いてあるのか」を探さなければなりません。
同じ種類の商品を同じルールで見せることで、商品そのものの違いに集中して比較できるようになります。
アイコンや表組みを使って情報を見つけやすくする
情報量が多い場合、文章だけですべてを説明するとページが読みづらくなることがあります。
そこで、情報の性質に応じてアイコンや表組みを活用します。
たとえば、対応機能を共通アイコンで表示したり、スペックを同じ形式の表組みにしたりすることで、ページを細かく読まなくても必要な情報を見つけやすくなります。
ただし、アイコンを増やしすぎたり、意味のわかりにくい記号を使ったりすると逆効果です。
デザイン上の装飾ではなく、情報を探すための目印として使うことがポイントです。
目次やインデックスも「探すための情報」と考える
ページ数が多いカタログでは、目次やインデックスも重要です。
カテゴリー名とページ番号を掲載するだけでなく、
- カテゴリーごとに色や記号を使い分ける
- ページ端にインデックスを設ける
- 商品一覧から該当ページを探せるようにする
- 型番や商品名から検索できる索引を設ける
など、目的の商品へたどり着くための方法を考えます。
カタログ本編のデザインだけではなく、「目的の商品へどう案内するか」まで含めて情報設計することが、使いやすいカタログにつながります。
紙と電子カタログでは「探し方」も変わる
紙のカタログでは、目次やインデックス、ページ構成などを使って目的の商品へ誘導します。
一方、電子カタログでは、キーワード検索やページ内リンクなど、デジタルならではの探し方も可能になります。
そのため、紙のカタログをそのまま電子化するだけではなく、どのように閲覧されるのかを考えることも大切です。
紙と電子のどちらでも、基本となるのは同じです。
商品情報そのものが整理されていなければ、媒体を変えても探しやすいカタログにはなりません。
まず情報を整理し、そのうえで紙・電子それぞれの特徴を活かした見せ方を考えます。
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まとめ
商品数が多いカタログでは、情報をたくさん掲載することよりも、ユーザーが必要な商品へたどり着けるように整理することが重要です。
そのためには、
- ユーザーがどのように商品を探すか考える
- 用途や機能など適切な切り口で分類する
- カテゴリーを細かく分けすぎない
- 比較する情報と掲載順を揃える
- アイコンや表組みで情報を見つけやすくする
- 目次やインデックスから商品へ誘導する
といった視点が役立ちます。
特に商品数が多くなるほど、「どう見せるか」だけでなく、その前段階となる「どう整理するか」がカタログの使いやすさを左右します。
商品を知っている企業側の視点だけではなく、初めてカタログを見るユーザーの視点から情報を整理することが、探しやすく、比較しやすいカタログづくりにつながります。
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