
カタログをリニューアルするタイミングは?見直したい6つのサイン
長く使っている商品カタログ。
大きな問題はないように見えても、「商品が増えて探しにくくなった」「情報の追加や修正を繰り返している」「デザインが今の会社や商品に合わなくなってきた」など、少しずつ使いにくさを感じることがあります。
カタログは一度つくったら終わりではありません。商品構成や販売方法、ユーザーの情報収集の仕方が変われば、カタログに求められる役割も変わります。
大切なのは、古くなったからつくり直すのではなく、「今のカタログが現在の商品や営業活動に合っているか」という視点で見直すことです。
この記事では、カタログのリニューアルを検討したい6つのサインと、見直すときに考えたいポイントをご紹介します。
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カタログはいつリニューアルすればいい?
カタログには、Webサイトのように「何年経ったら必ずリニューアルする」という明確な基準があるわけではありません。
毎年商品が大きく入れ替わる企業もあれば、長期間同じ商品を扱う企業もあります。
そのため、発行からの年数だけで判断するよりも、
- 商品構成が変わっていないか
- 必要な情報を探しやすいか
- 営業現場で使いやすいか
- 現在のブランドイメージと合っているか
- 紙とデジタルの使い方が合っているか
など、現在の事業や利用状況とのズレが生じていないかを確認することが重要です。
では、どのような状態になったら見直しを検討すればよいのでしょうか。
サイン1 新商品や廃番が増えている
商品カタログでは、新商品の追加や既存商品の廃番が発生します。
そのたびにページを追加したり、一部の商品を削除したりしていると、当初は整理されていたカタログでも少しずつ構成が崩れていくことがあります。
たとえば、
- 新商品だけ別ページに追加されている
- 廃番によってページに不自然な空きがある
- 同じカテゴリーの商品が離れたページに掲載されている
- 新旧の商品で掲載情報が揃っていない
といった状態です。
修正を繰り返すだけで対応するのではなく、商品構成が大きく変わったタイミングで、カタログ全体を整理し直すことも必要です。
商品ラインアップの変化は、カタログの構成そのものを見直すきっかけになります。
サイン2 カテゴリーや商品体系が変わった
事業を続けていると、商品カテゴリーの統合や細分化、新シリーズの追加などによって、商品体系そのものが変わることがあります。
ところがカタログの構成だけが以前の分類のままだと、現在の商品体系と誌面の構成にズレが生じます。
企業側では商品の位置を把握できていても、初めて見るユーザーには、
「どのカテゴリーを見ればよいかわからない」
「似た商品が別々の場所に掲載されている」
と感じられるかもしれません。
現在の商品体系に合わせて、カテゴリーやページ構成を再設計することが重要です。
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サイン3 商品を探しにくい・比較しにくい
カタログを使う人から、
「商品がどこに載っているかわからない」
「違いがわかりにくい」
「営業中に目的の商品を探すのに時間がかかる」
といった声が出ている場合は、見直しを検討したいサインです。
原因はデザインだけとは限りません。
カテゴリー分類、目次、インデックス、商品情報の掲載順、比較項目など、カタログ全体の情報設計に原因がある可能性もあります。
見やすいカタログとは、見た目が整っているだけではなく、必要な情報へ迷わずたどり着けるカタログです。
実際にカタログを使用している営業担当者や顧客の声を確認すると、社内だけでは気づかなかった課題が見えてくることがあります。
サイン4 会社や商品のイメージと合わなくなっている
商品自体は変わっていなくても、企業やブランドの方向性が変わることがあります。
たとえば、
- ロゴやVIを変更した
- Webサイトをリニューアルした
- ブランドコンセプトを見直した
- 商品のターゲットが変わった
- 商品の見せ方や訴求方法が変わった
といったケースです。
Webサイトや営業資料は新しくなっているのに、カタログだけが以前のデザインのままだと、顧客との接点によって企業や商品の印象が異なってしまいます。
カタログも企業や商品のブランドを伝えるコミュニケーションツールのひとつです。
現在の企業イメージや商品の価値と表現が合っているか、定期的に確認してみましょう。
サイン5 情報の追加・修正がしにくくなっている
長く使用しているカタログでは、修正を重ねるうちに更新作業そのものが難しくなる場合があります。
たとえば、
- 商品を追加するスペースがない
- 1商品追加すると複数ページの調整が必要になる
- 表記方法がページによって異なる
- どの情報が最新なのかわかりにくい
- 修正するたびにレイアウトが崩れる
といった状態です。
商品情報が頻繁に変わる企業では、完成時の見た目だけではなく、今後の更新を前提としたルールやフォーマットを設計しておくことも重要です。
リニューアルを機に、商品情報の持ち方や表記ルールまで整理しておくと、その後の改訂もしやすくなります。
サイン6 紙だけの運用を見直したくなった
これまで紙のカタログだけを使用していた企業でも、
「Webサイトからカタログを見てもらいたい」
「営業先へURLで送りたい」
「紙を持ち歩かなくても商品を紹介できるようにしたい」
と考えることがあります。
このような場合も、カタログを見直すタイミングのひとつです。
ただし、紙をすべて電子カタログに置き換えればよいとは限りません。
紙は商談時に複数の商品を見比べたり、営業担当者がお客さまと一緒にページを見ながら説明したりする場面に向いています。
一方、電子カタログはWeb上で閲覧でき、URLで共有しやすいという特徴があります。
紙と電子のどちらかを選ぶのではなく、顧客との接点や利用シーンに合わせて役割を考えることが大切です。
リニューアルするときは「デザイン変更」だけで考えない
カタログのリニューアルというと、「古くなったデザインを新しくする」ことを最初に考えがちです。
もちろんデザインも重要ですが、せっかくリニューアルするのであれば、その前に現在のカタログの課題を整理してみましょう。
たとえば、
- 誰が使っているのか
- どのような場面で使われているのか
- 商品を探しやすいか
- 商品同士を比較しやすいか
- 必要な情報が揃っているか
- 不要になった情報はないか
- 営業担当者が使いやすいか
- 今後の商品追加に対応しやすいか
などを確認します。
リニューアルは、見た目を新しくするだけでなく、カタログの役割や情報の構成を見直す機会でもあります。
課題を整理したうえで、必要に応じてカテゴリー、掲載内容、ページ構成、デザインなどを見直すことで、現在の事業や営業活動に合ったカタログへ改善しやすくなります。
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まとめ
カタログには「何年使ったらリニューアル」という決まったタイミングがあるわけではありません。
大切なのは、現在の商品構成や営業活動、ユーザーの使い方とカタログの内容にズレが生じていないかを見ることです。
今回ご紹介した、
- 新商品や廃番が増えている
- カテゴリーや商品体系が変わった
- 商品を探しにくい・比較しにくい
- 会社や商品のイメージと合わなくなっている
- 情報の追加・修正がしにくくなっている
- 紙だけの運用を見直したくなった
といった変化があれば、カタログを見直すひとつのタイミングといえます。
すべてを一からつくり直す必要があるとは限りません。
現在のカタログの良い部分を活かしながら、商品分類や掲載情報、構成、デザインなど、課題のある部分を整理していく方法もあります。
「古くなったから新しくする」のではなく、「今の事業やユーザーに合っているか」という視点から考えることが、カタログのリニューアルでは重要です。






