catch-img

売上も変わる!デザイン思考で課題を解決する方法とは?

ビジネスの現場で「課題解決力」が求められるのは、もはや当たり前。

ですが、その解決の“出発点”をどこに置くかで、結果は大きく変わります。

今回は、顧客視点を起点とした課題解決アプローチ=デザイン思考に注目し、売上や成果にどうつながるのかを紐解いていきます。



目次[非表示]

  1. 1.デザイン思考とは?ビジネスにどう活きる?
  2. 2.売上に直結する「共感」から始めるプロセス
  3. 3.アイデアを広げ、仮説検証を重ねる
  4. 4.「買われる理由」はユーザーが教えてくれる
  5. 5.まとめ:経営に活きるデザイン思考の第一歩とは?



デザイン思考とは?ビジネスにどう活きる?


デザイン思考とは、「人間中心の発想法」です。

商品やサービスの改善だけでなく、業務改善や新規事業の開発にも活用されており、スタンフォード大学のd.schoolなどが体系化したことで注目されました。

その最大の特徴は、論理やデータでは見えてこない“本質的なニーズ”を探る力にあります。

表面的な課題ではなく、ユーザーの行動や感情の背景にある本当の理由を掘り下げることで、従来とは違った視点からの解決策が生まれるのです。



売上に直結する「共感」から始めるプロセス


デザイン思考の第一歩は、「共感(Empathize)」です。

売上に悩む企業は、つい自社の強みや機能にフォーカスしがちですが、顧客の視点から見ると、それが魅力に映っていないことも。

顧客の声に耳を傾け、実際の行動や不満、期待を深く理解することで、「なぜ買わないのか」「なぜ離脱するのか」といった“売上が上がらない本当の理由”が見えてきます。



アイデアを広げ、仮説検証を重ねる


共感→定義→発想→試作→テストという一連のプロセスのなかで、最もビジネスに活きるのが「発想(Ideate)」と「試作・テスト(Prototype/Test)」の部分です。

現場の担当者や営業チームが感じている違和感や、顧客からの小さな声をもとに、まずはスモールスタートで仮説を検証する。

その柔軟さこそが、変化の早い市場で競争優位を築く鍵になります。



「買われる理由」はユーザーが教えてくれる


たとえば、あるBtoB企業が展示会で得た名刺情報から商談につながらず悩んでいたケースでは、「製品の説明資料が“機能の羅列”になっていた」という見落としがありました。

そこで、顧客の課題を起点にしたストーリー構成や導入事例を重視するように資料を再設計した結果、反応率が3倍に向上。

これは「どう見せれば買われるか?」という視点を顧客から学んだ成果です。



まとめ:経営に活きるデザイン思考の第一歩とは?


「どう売るか」ではなく「なぜ売れないか」を考える。

これが、デザイン思考のスタートラインです。

目の前の課題にとらわれず、顧客視点から本質を見抜く。

その思考法を取り入れるだけで、提案・営業・商品開発・社内の改善案まで、大きく変わっていきます。

私たちは、ビジュアルやツールの制作にとどまらず、こうした“考える力”を重視したデザインアプローチを取り入れ、企業の成長を支えています。





中小企業のためのブランディング情報を発信する編集部です。企業の魅力を最大限に引き出し、伝わるブランド作りをサポートします。専門用語をなるべく使わず、誰でも理解しやすい記事をお届けすることが特徴です。ロゴや企業理念の作り方から、実践的なブランディング戦略まで、役立つ情報をわかりやすく発信していきます!


Tag

Recommended
おすすめの記事

お役立ちブログ運営会社
ブックマークを知る


Latest Stories
BMdsSTORY_ロゴ

デザイナー集団「Bookmark Designers」による、
お客さまの企業活動における課題解決に向けた活動や
私たちの普段の取り組みを発信



bkmk_rogo
〒160-0003
東京都新宿区四谷本塩町9-2 田中ビルB1

PR・販促ツールをお考えの方
・こんなお悩みありませんか?
・ブックマークのプロモーションツール制作
・対応ツール例
・わたしたちのクリエイティブ領域
・企画とデザイン、ディレクションが強み
・ご相談の流れ
・よくあるご質問


ソリューション
・事業概要
・solution menu

─ブランド構築
─プロモーションツール制作
─ブランドマーケティング

会社情報
・ブックマークとは
・message
・vision / mission/ core value
・3つの約束
・designers
・company profile
・history
・新ロゴへの想い


事例紹介
(BMDs STORY)