
成果が変わる!展示会・商談会で反応を高めるプロモーション戦略
展示会・商談会は、準備次第で“成果”が大きく変わります。
名刺を配って終わり——そんな出展になっていませんか?
限られた時間とコストで成果を出すには、「場の設計」と「伝え方」の工夫が欠かせません。
この記事では、展示会や商談会で反応を高めるためのプロモーション戦略を具体的に解説します。
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展示会・商談会でよくある課題
・出展したものの、立ち止まってもらえない
・名刺は集まるが、商談につながらない
・他社ブースに埋もれてしまう
これらの課題は、「目立たない」「伝わらない」「次につながらない」という3つの欠陥に集約されます。
戦略1:まずは“伝わる導線”を設計する
通路側で「目を引く仕掛け」を用意する
・立ち止まりを生むキャッチコピーや視覚演出(例:一言キャッチ+ビジュアル)
・商品を実際に触れる、体験できる導線
「話しかけやすい」配置・動線に
・スタッフが背を向けていないこと
・通路から入りやすく、出やすい開放的なレイアウト
第一印象=興味の入口。ここを戦略的に設計するだけで反応は大きく変わります。
戦略2:“何を伝えるか”の優先順位を決める
展示会では伝えたい情報が多くなりがちですが、情報の“取捨選択”こそ反応率を左右する要素です。
伝えるべきは「これがウチの強み」だけ
・差別化ポイントを1つか2つに絞る
・誰向けか(ターゲット)を明示する
・商品より「解決できる課題」を前面に
ツールは“読む”より“見せる”を意識
・パンフレットやチラシは要点重視
・モニター動画や事例紹介のパネルで視覚的に訴求
戦略3:記憶に残る「ツール」と「仕掛け」
展示会では競合も多く、お客さまが情報過多の状態。 その場だけでなく、あとで“思い出してもらえる仕掛け”が重要です。
有効なPR・販促ツール例
ツール |
活用ポイント |
小冊子型パンフレット |
サービス理解を深める“持ち帰り資料” |
導入事例集 |
具体性と信頼感を提供。営業資料としても活用可能 |
ノベルティ |
ロゴ入り+実用性+印象に残る一言で記憶に残す |
フォロー用LP/メール |
興味のあった人に後日再アプローチ |
戦略4:その場で“次の接点”をつくる
・商談予約、資料請求、LPアクセスなど、「次の行動」を明確に設計することが重要です。
・フォーム付きLPの紹介、QRコード設置、簡単アンケートの実施など、その場で完結しない導線を仕込みましょう。
まとめ:展示会は“プロモーション設計”が成果を決める
展示会・商談会は、単なる「イベント出展」ではなく、ひとつのメディア設計と捉えるべき場です。
成果を上げるには:
・人の流れと視線を読んだ「レイアウトと仕掛け」
・情報を絞り、印象に残す「伝え方の工夫」
・接点をつなげる「ツールと導線設計」
これらを意識的に設計することで、名刺の枚数ではなく、“商談につながる出会い”を増やす展示会に変えることができます。
展示会は、目的が明確な訪問者と直接会える貴重な場。
その価値を最大限に活かすプロモーション戦略を、次回の出展に向けて見直してみてはいかがでしょうか。