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目的別に選ぶ!PR・販促ツールの正しい使い分け方

PRも販促も、「使い方を誤ると」効果は半減します。

評価の高いツールを作っていても、使う場所や目的が適切でなければ、その効果は半減。

逆に言えば、目的に合わせてツールを選び分けることで、プロモーションの効果を大きく広げることができます。

この記事では、目的別にどんなPR・販促ツールを使うと有効か、その使い分け方を解説します。



目次[非表示]

  1. 1.こんな誠意は要求に応えられていますか?
  2. 2.目的別:PR・販促ツールの使い分けマップ
  3. 3.ツールごとの具体的な活用例
    1. 3.1.パンフレット
    2. 3.2.ノベルティ
    3. 3.3.動画
    4. 3.4.SNS投稿
  4. 4.Webツールは“目的との接続力”が命
  5. 5.Webと紙ツールの連動も効果的
  6. 6.よくある使い方のミスと改善ポイント
  7. 7.ツール設計のワークフロー
  8. 8.まとめ:ツール選びは「目的の整理」から



こんな誠意は要求に応えられていますか?


企業のPR・販促活動は、専門家の直接コミュニケーションよりも、「ツールを作りたい」という直接的なニーズから始まることが多くあります。

たとえば、

・新商品を知ってもらいたい

・サービスの特徴を伝えたい

・対面販促でも使えるツールが欲しい

など。

ここで重要なのは、その目的を正しく解釈し、合理的な形でツールに落とし込むことです。



目的別:PR・販促ツールの使い分けマップ


目的

有効なツール

ポイント

認知を広げる

フライヤー、ポスティングツール、SNS投稿

視覚に残るビジュアル、分野性、広告ほど費用をかけずにリーチ

比較検討段階

パンフレット、サービス説明資料、動画

問題解決型、細部まで説明する内容、読みやすさ

買い手を引き上げる

LP、購入誘導チラシ、下敷きノベルティ

CTA設計やクーポン、直接的な行動を促す内容

買得後のサポート

マニュアル、合同カタログ、フォローアップメール

ファン化や再買促進を意識した内容の設計



ツールごとの具体的な活用例


パンフレット

展示会での配布、訪問後の「思い出してもらう」補完ツールとして有効。 情報量は多くても、“比較検討しやすい構成”がカギ。


ノベルティ

配布目的が「拡散」や「再来訪」であるなら、SNSに投稿したくなる設計が有効。 ブランドとの関連性が薄いと、逆に印象に残らないことも。


動画

サービスの背景や使い方をストーリーで伝える。 オンライン商談時の補足資料としても重宝。


SNS投稿

短期での拡散力を狙うだけでなく、「企業らしさ」「人柄」を伝える継続的な発信にも。 フォロワー数よりも“期待値との一致”が重要。



Webツールは“目的との接続力”が命


Web施策は「拡散性」や「即時性」に優れている一方で、“何をしてほしいか”を明確に設計しないと、反応につながらないという難しさもあります。

以下に、目的別のWebツール活用例を追加で整理します。


目的

Web施策

ポイント

認知を広げる

SNS広告、Webバナー、YouTube広告

短時間で興味を引くビジュアルとコピー。認知専用LPとの連携が有効

比較検討

製品LP、FAQページ、ホワイトペーパーDLページ

詳細説明+ベネフィット。「なぜ選ばれるか」の答えを提示

購入・申込

ECサイト、予約フォーム、購入導線LP

CTAの明快さがカギ。導線の短さと安心感を意識した設計を

リピート促進

ステップメール、会員限定ページ、再訪問バナー

継続的な接点を作る工夫。感謝や新情報による再来訪促進



Webと紙ツールの連動も効果的


たとえば、紙のパンフレットからQRコードで動画視聴やLP誘導を行うことで、“情報の補完”と“行動の導線”が一貫したプロモーションになります。

また、SNS広告からLPへの流れや、Web上で興味を持ったユーザーに対しパンフレットの郵送やPDF提供を行うなど、「紙→Web」「Web→紙」の循環設計も効果的です。



よくある使い方のミスと改善ポイント


誤った使い方

問題点

改善のヒント

パンフレットが情報過多

読み手が疲れて離脱

見開きごとにテーマを設け、構成に緩急を

SNS広告でただフォロワー獲得

目的が曖昧

「誰に、なにをしてほしいか」を明確に

ノベルティが実用性重視すぎてブランドに結びつかない

記憶に残らない

ブランドロゴの使い方や配色に一貫性を



ツール設計のワークフロー


1. 目的を明文化(例:認知拡大、商談数UPなど)

2. 目的に沿ったタッチポイントを洗い出す

3. 適したツールを選定(印刷物/Web/動画など)

4. 表現方法を設計(コピー/ビジュアル/仕様)

5. 効果測定と改善サイクルの設計

このように設計・運用までを見越すことで、ツール単体ではなく「施策」としての価値が高まります。



まとめ:ツール選びは「目的の整理」から


ひとくちに「パンフレットが欲しい」「チラシを作りたい」と言っても、本来の目的は「商談への結びつけ」や「問い合わせを増やしたい」といった戦略策を含んでいることが大半です。

大切なのは「このツールは、何を達成するための手段か?」を精査すること。

そのためには、

・PR、販促の目的を列挙してみる

・目的ごとの適切なツールを評価する

・実際の試用を通じてデータを求める

・Webと紙をつなぐクロスメディア設計を意識する

といった、評価と改善のサイクルを考えに入れておくことが重要です。

目的を分解し、適切なツールと繋げていくことで、プロモーションはより実践的で効果的な手段になります。





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