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社内にも効く!ブランドの一貫性を高める営業ツールの作り方

「営業ツール」と聞いて思い浮かぶのは、お客さまに向けた資料でしょうか?

実は、“社内の認識合わせ”にも大きな効果を発揮するのが、ブランドを体現した営業ツールです。

営業資料やパンフレット、プレゼンテーションは、単なる説明用のツールではありません。

一貫したブランドメッセージを社内外に浸透させ、チーム全体の“伝え方”を統一する手段なのです。

この記事では、社内にも効く営業ツールの考え方と、ブランドの一貫性を高めるための実践ポイントをご紹介します。



目次[非表示]

  1. 1.なぜ「ブランドの一貫性」が営業に必要なのか?
  2. 2.ブランドを体現する営業ツールの条件とは?
    1. 2.1.トーン&マナーが整っている
    2. 2.2.ブランドのストーリーが語られている
    3. 2.3.使う人が「自分ごと化」できる
  3. 3.社内浸透まで見据えた営業ツールづくりのポイント
    1. 3.1.制作の前に、「伝え方」を言語化する
    2. 3.2.「デザインマニュアル」や「ガイドライン」を整備
    3. 3.3.「共有」と「アップデート」の仕組みをつくる
  4. 4.実例:あるBtoB企業での“営業資料アップデート”プロジェクト
  5. 5.まとめ:営業ツールは“伝える仕組み”の起点になる



なぜ「ブランドの一貫性」が営業に必要なのか?


ブランドの印象は、商品やサービスだけで決まるものではありません。

営業担当者が発する言葉や渡す資料、提案の仕方すべてが「ブランド体験」として記憶されます。

こんな経験はありませんか?

・担当者によって伝える内容やトーンがバラバラ

・社内ではブランド理念が共有されていない

・作る資料ごとにデザインが異なる

ブランドの一貫性が欠けると、信頼感・印象・差別化力が大きく損なわれてしまうのです。



ブランドを体現する営業ツールの条件とは?


以下のようなポイントを満たすことで、営業ツールは「ブランドを伝える資産」となります。


トーン&マナーが整っている

・ロゴ、フォント、色などのビジュアル面の統一

・言葉づかいやコピーの表現ルールの統一


ブランドのストーリーが語られている

・単なる商品説明ではなく、“なぜそのサービスを提供するのか”という背景や価値観も伝えている


使う人が「自分ごと化」できる

・社内の誰が使っても、“自信を持って語れる”ように設計されている



社内浸透まで見据えた営業ツールづくりのポイント


制作の前に、「伝え方」を言語化する

・ブランドのコアメッセージ

・ターゲットに届けたい価値

・よくある質問への答え方

などを事前に言語化し、社内共有資料として活用します。


「デザインマニュアル」や「ガイドライン」を整備

・営業資料や提案書に使うテンプレートを用意

・スライドの使い方、写真、アイコンの選び方も統一


「共有」と「アップデート」の仕組みをつくる

・制作物は共有ストレージで管理

・現場の声を反映してアップデートを継続

・新入社員研修にも活用し、営業力とブランド理解を同時に育成



実例:あるBtoB企業での“営業資料アップデート”プロジェクト


ある中堅BtoB企業では、営業担当者ごとに提案スタイルがバラバラで、顧客からも「会社の印象がつかみにくい」と言われていました。

そこで、以下の取り組みを実施:

・ブランドコンセプトに基づいた営業資料を再設計

・社内ヒアリングで実際の使われ方を反映

・提案ストーリーのテンプレート化

・使い方説明会を開催し、営業チーム全体で定着を支援

結果、受注率が上がっただけでなく、社内のブランド理解も大きく向上しました。



まとめ:営業ツールは“伝える仕組み”の起点になる


営業ツールは、ブランドを社内外に伝える「メディアのひとつ」です。

単なる資料作成ではなく、ブランドの一貫性を担保する“伝達インフラ”として活用することが重要です。

伝え方を整えれば、組織全体の意思疎通も変わる。

営業活動を通じて、ブランドの価値をより強く伝えていきましょう。




中小企業のためのブランディング情報を発信する編集部です。企業の魅力を最大限に引き出し、伝わるブランド作りをサポートします。専門用語をなるべく使わず、誰でも理解しやすい記事をお届けすることが特徴です。ロゴや企業理念の作り方から、実践的なブランディング戦略まで、役立つ情報をわかりやすく発信していきます!


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